インプラント

インプラントについて

インプラントについて

インプラントは、歯を失ってしまった場合に、本物の歯に近い見た目と咬み心地を取り戻せる優れた治療です。チタン製の人工歯根(インプラント)を、歯を失った部分の顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を取りつけて歯の機能を回復します。

ほかの治療との比較h

インプラントは自然な見た目はもちろん、咬み合わせが長期間安定してまるで自分の歯のような咬み心地が得られ、硬くて咬みにくいおせんべいやくっついて食べにくいお餅なども自分の歯と同じように咬むことができます。

  インプラント
インプラント
入れ歯
入れ歯
ブリッジ(※)
ブリッジ(※)
メリット 本物の歯に近い構造を治療によって取り戻せるため、まるで自分の歯のような見た目と咬み心地が実現します。また、残っているほかの歯を削ったり、支えにしたりすることがありません。 手術を必要とせず、短期間のうちに咬む機能を取り戻せます。また、治療費が比較的安価に済みます。 自分の歯と同じような咬み心地を実現し、違和感がありません。
デメリット 人工歯根を埋め込むための外科手術が必要です。また、治療には保険が適用されないため、治療費が高額になります。 硬いものが食べにくかったり、お口の中で異物感を覚えたりすることがあります。また、装着感や見た目に違和感を覚えることがあります。 人工歯を固定するのに両隣の歯を支えにするため、健康な歯を削らなくてはなりません。

※インプラント、入れ歯と同様に失った歯の機能を取り戻す治療法です。失った歯の両隣の歯を削り、橋を架けるように連なった人工歯を被せます。

治療の流れ

1.カウンセリング・治療計画を立案

カウンセリング・治療計画を立案

カウンセリングの後、お口の中をレントゲンやCTで検査します。検査結果に基づいて治療計画を立案し、わかりやすくご説明します。ご不明な点などがありましたら、お気軽におたずねください。

カウンセリング・治療計画を立案

2.むし歯、歯周病などの治療

むし歯、歯周病などの治療

むし歯や歯周病があるとインプラントができません。そのため、見つかった場合は優先して治療を行います。また、インプラントを埋入するために十分な骨がない場合は、ソケットリフトやGBRといった骨再生治療を行います。

むし歯、歯周病などの治療

3.インプラント埋め込み

インプラント埋め込み

麻酔後、歯ぐきを切開して顎の骨に穴をあけ、インプラントを埋め込みます。

インプラント埋め込み

4.治癒期間後、連結部品の装着

治癒期間後、連結部品の装着

インプラントが顎の骨と結合するまでの治癒期間を設けます(この間は仮歯を入れることができます)。顎の骨とインプラントが結合したら、再び歯ぐきを切開し、人工歯を付けるための連結部品である「アバットメント」を取りつけます。

治癒期間後、連結部品の装着

5.再度治癒期間後、人工歯の取りつけ、そしてメインテナンス

再度治癒期間後、人工歯の取りつけ、そしてメインテナンス

歯ぐきの治癒を待って、患者さんに合わせてつくった人工歯を取りつけます。これで治療は完了です。しかし、インプラントを長持ちさせるためには日々のブラッシングのほかに歯科医院でのメインテナンスが欠かせません。積極的に定期検診に通いましょう。

高度なインプラント治療

当院では、一般的なインプラント治療だけでなく、特殊なインプラント治療にも対応しています。

インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャー

現在お使いの入れ歯を活用できるインプラント治療です。4本のミニインプラントを下顎の骨に埋め込んで入れ歯の土台とします。ミニインプラントは歯ぐきを切開しなくてもできるため、短時間で手術が可能。痛みや出血が少なく、手術後すぐに食事ができる、身体への負担が少ない方法です。

抜歯即時インプラント

一般的なインプラントでは、抜歯後、歯ぐきの治癒を待ってからインプラントを埋め込みます。「抜歯即時インプラント」であれば、抜歯とインプラントの埋め込みを同日に行うことができます

フラップレス

フラップレスは、歯ぐきを切開しないでインプラントを植立できる治療法。メスを使わずほんの小さな穴をあけて手術を行います。手術時間が短く、術後の腫れや痛みほとんどありません。歯ぐきを切開する通常のインプラントに比べると、身体への負担が少なく済みます。

ソケットリフト

ソケットリフト

顎の骨の厚みが不足している場合に行う骨再生治療。インプラントを埋入する穴から「上顎洞」と呼ばれる空洞の底部を押し上げ、人工の骨補填剤を入れ十分な顎の骨の厚みを確保してインプラント埋入を可能にします。

GBR法

ルートプレーニング

ルートプレーニング

ルートプレーニング

骨の厚みなどが不足している部分に「メンブレン」という人工膜を設置することで、歯肉の侵入を防ぎながら骨を再生させる場所を確保。そこに人工の骨補填剤や自家骨を補ってインプラントを埋め込める骨の再生を促します。

「インプラントにはちょっと抵抗がある……」という方には入れ歯という選択肢もあります

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